納期の指標(初級編 第16回)

03 初級編

どーも、げーちゃんです。

本日のテーマは「納期」です。

前回迄で品質の指標、生産性の指標ついて説明しました。

今回は、納期の指標に関してて深堀して、説明したいと思います。

この記事で学べる事

・納期の指標の考え方
(リードタイム、調達リードタイム、製造リードタイム、物流リードタイム)

リードタイムとは

まず初めに、リードタイムについて、説明したいと思います。

リードタイムは、発注から納品までの全ての工程にかかる時間になります。

リードタイムは、調達リードタイム、製造リードタイム、物流リードタイムに分かれます。

分類詳細
リードタイム発注から納品までの全ての工程にかかる時間
調達リードタイム発注から部品調達迄の工程にかかる時間
製造リードタイム部品受入れ~出荷迄の工程にかかる時間
物流リードタイム出荷~納入迄の工程にかかる時間

基本的には、下記のような関係になります。リードタイム短縮は、それぞれのリードタイムを少なくするために改善活動を行います。

リードタイム = 調達 + 製造 + 物流リードタイム

4Mの観点でまとめると、下記のようになります。

4M+製品に対して納期指標の一覧表と対策

調達リードタイムとは

調達リードタイムは、調達先への交渉や調達先を精査して、リードタイム改善を図ります。

供給安定性を図りつつ、未納・欠品対策をサプライヤー等に指導していきます。またPSI管理を徹底し、後工程に迷惑をかけず、最低限の在庫で効率的に部品供給します。

製造リードタイムとは

時間短縮による製造リードタイム改善

製造リードタイムは、サイクルタイム、マシンタクト、実工数の改善することで、製造リードタイムを短縮できます。

改善の前後の製造リードタイムのイメージ(時間短縮による製造リードタイム改善)

整流化による製造リードタイム改善

他にも整流化することで、作業時間そのままで製造リードタイムを短縮できます。

用語

整流化:生産ラインの製品の流し方(生産の順番等)を見直し、効率化すること

改善の前後の製造リードタイムのイメージ(整流化による製造リードタイム改善)

稼動改善による製造リードタイム改善

最後に、実際はダウンタイムという、生産ラインが止まる、或いは設備が非稼働になるのを抑えることで実質的な製造リードタイムを短くします。

例えば、下記のようなケースです。

改善の前後の製造リードタイムのイメージ(稼働改善による製造リードタイム改善)

物流リードタイムとは

最後に、物流リードタイムに関しては、調達リードタイムと似ます。

まず、物流経路(トラック等)や物流倉庫の位置等を再設定することでリードタイム改善を図ります。かなり大掛かりな改善ですよね。

また、PSI管理に関しても徹底することで、客先への納入に迷惑を変えずに、最低限の在庫で効率的に部品供給を行います。

まとめ

今回は初級編の第16回で「納期の指標」について説明しました。

この領域は、サプライチェーンのど真ん中の改善、かつ、生産技術も結構かかわりがあるので、しっかりと押さえておいてくださいね。

今後も生産技術関連の知識を発信していきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

げーちゃんでした。

・リードタイムは、調達、製造、物流に分解できる
・調達リードタイムは、調達改善+PSI管理で短縮
・製造リードタイムは、生産性改善+整流化+ダウンタイム改善等で短縮
・物流リードタイムは、物流改善+PSI管理で短縮

ガイド記事はこちら

生産ラインの企画解説(初級編ガイド2)

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