生産準備とMachine(初級編 第46回)

03 初級編

どーも、げーちゃんです。本日のテーマは「生産準備とMachine」です。

第6~22回は、企画書の中身を丁寧に説明してきました。第23回以降は、企画書を元に生産準備する4Mについて詳しく説明したいと思います。

生産準備の起点(初級編 第3回)にて、製造図面と生産計画が生産準備の起点の情報であると説明しました。

特に、Machine(設備)の情報に関して詳しく説明したいと思います。

この記事で学べる事

・生産準備におけるMachineの考え方

製造図面が4M情報に分解される図

生産準備とMachine

Machineとは、製品を作るために必要な「機械+治具+工具+金型+補助装置」の集合体です。

つまり、単なる機械ではなく、生産ラインを動かすための“物理的な機構の全体”が Machine に含まれます。

Machine の目的は「QCDを安定して再現するための仕組みを作ること」です。

特に重要な下表の3分類に関して、説明していきたいと思います。

No分類内容
1設備・設備の種類
2治具・治工具・治具・治工具の種類
3金型・金型の種類

設備

設備とは、生産工程で製品を作るために必要な機械、又は、補助装置です。

受入工程、加工工程、組立工程、検査工程、出荷工程で使われる設備が対象となります。

大きく分類すると、搬送設備、加工設備、組立設備、検査設備の4種類があります。

これらにインフラ系+情報系設備を追加し、6種類が生産準備で扱う設備群です。

具体的な考え方は、次回以降に説明します。

治具・治工具

治具は作業や検査を補助する補助工具、工具は加工するために使用する道具、治工具は治具と工具の総称です。

加工工程、組立工程、検査工程で使われる治具・治工具が対象となります。

加工設備、組立設備、検査設備に対して、加工用、組立用、検査用の治具・治工具があります。

【前回の復習】:生産準備の帳票:リスト 後編(初級編 第32回)

分類管理種類
加工治具保全・固定治具(ワーク保持、方向規制)
・ガイド治具
(穴開補助、曲げ補助、カシメ補助、挿入補助、引抜補助)
組立治具製造・固定治具(ワーク保持、方向規制)
・位置決め治具(寸法だし、方向規制)
・クランプ治具(結束補助、方向規制)
検査治具品保・ゲージ(寸法チェック)
・導通検査治具
(通電確認、気密性確認、部品有無確認、篏合確認等)

治具とは、作業や検査を補助する補助工具(ワークを保持するのが由来)
例)位置決め治具、組立治具、測定治具、検査治具、クランプ治具等

工具とは、加工するために使用する道具
例)レンチ、ドリル、エンドミル

治工具とは、治具と工具の総称

具体的な考え方は、次回以降に説明します。

金型

金型とは、金属の型で素材を入れると製品の形がそのまま出来上がる仕組みのことです。

大きくは4種類の金型があり、製品の形を再現度高く生産するための量産の心臓部です。

分類管理用途
射出成形金型保全プラスチック製品
プレス金型保全金属板を曲げる・抜く
ダイカスト金型保全アルミを高圧で流し込む
鍛造金型保全叩いて形を作る

具体的な考え方は、次回以降に説明します。

まとめ

今回は初級編の第46回で生産準備の観点でMachine(設備)に関して説明しました。

生産準備のMachineの全体像を掴めたのではないかと思います。

今後も生産技術関連の知識を発信していきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

げーちゃんでした。

Machineとは、製品を作るために必要な
「機械+治具+工具+金型+補助装置」の集合で
「QCDを安定して再現するための仕組み」です。

生産準備のMachineの考え方は、下記3点がポイント

  • 設備(搬送設備、加工設備、組立設備、検査設備)
  • 治具・治工具(加工用、組立用、検査用)
  • 金型(射出成形金型、プレス金型、ダイカスト金型、鍛造金型)

最新記事はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました