どーも、げーちゃんです。本日のテーマは「製品概略と新規性」です。
生産技術の企画は、生産ラインの企画(初級編 第6回)で説明しました。
本日は、企画書の【どうやって:How】生産ライン構想の部分を中心に説明したいと思います(今回で企画書の最終回です)。
・生産ライン構想の役割
・生産ライン構想の考え方
生産ライン構想とは
生産とは(導入編 第1回) で生産っていうのは価値を生み出すことを説明しましたが、生産ライン構想とはどんなものかを説明したいと思います。
まず、この文脈においては、生産ライン=製造ライン(製品を作り出すこと)です。
この生産ライン構想とは、生産ライン設計のことです。設計という言葉で表現したということは、設計と改善の本質(初級編 第4回)でお話したInput、Process、Outputを定義することとなります。

今回のケースでいうと、下表のようになるかと思います。
| Input | Process | Output |
| ①生産ラインのコンセプト (例.省人化、完全自動化等) ![]() ![]() ②生産ラインレイアウト (例.人数、設備、配置) ![]() ![]() ③設備投資額/人件費 ![]() ④工場の前提条件 (例.稼働時間、直数 等) | ④製造![]() | ⑤生産出来高 (例.Max1000set/月) ![]() |
次で詳しく説明しますが、なんとなくイメージがつかめたでしょうか?
生産ライン設計のInutとは
生産ライン設計で登場するようなInputの部分を算出するのって結構大変です。色んな業務の集合体となっており、少しわかりにくいのです。
私なりに、それらを表にまとめました。
| Step | Input | Process | Output |
| 1 | ・生産ラインのコンセプト ・製品情報 ・工場の前提条件 (稼働時間、直数) ・生産数前提 | レイアウト設計の前準備 (必要数算出) | ・設備リスト ・作業者人数 |
| 2 | ・設備リスト ・作業者人数 | レイアウト設計 (工程配置、流し方) | ・生産ラインレイアウト |
| 3 | ・設備リスト | 設備費見積 | ・設備投資額 |
| 4 | ・作業者人数 | 人件費見積 | ・人件費/ライン |
具体的な生産ラインのInput部分の進め方を下記に纏めました。
<生産ライン設計の進め方>
Step1.レイアウト設計の前準備
→必要な設備数(設備リスト)、作業者の人数を算出
Step2.生産ラインレイアウト決定
→設備数、作業者人数を元に、レイアウト設計(工程配置、流し方)
Step3,4.設備費見積、人件費見積
→生産ラインがどれくらいの費用が掛かるかを算出
これらの一連の作業をレイアウト検討とか生産ライン設計なんていう場合もあります。
生産ライン設計のOutputとは
ずばり、生産ライン設計のOutputは、生産ラインから製造される生産出来高です。
生産ラインとしてMAXどれだけできる?ってことです。
因みに、生産ライン設計のInputで、生産数前提と必ずしも一致しません。
なぜかといいますと、例えば受注している生産量が10000set/月の場合、ぴったり生産ラインの出力(生産出来高)を10000set/月で設計するのがベストでしょうか?
こんな場合に具体的に困ります。
ケース1.受注数の上振れ(AIバブルで半導体が売れまくる)
ケース2.ダウンタイムが想定より多くなった(設備の不具合等で稼働できない)
生産量を増やすには、直数を増やす、稼働時間を増やすなど、様々な手段がありますが、それらも考慮に入れて、基本的な生産ラインの出来高を設定すべきかを余裕なども考慮に入れて決める必要があります。
まとめ
今回は初級編の第22回で生産ライン構想に関して、説明しました。
どんなことをしているのか、全体像、概念だけでもしっかり押さえてください。
今後も生産技術関連の知識を発信していきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
げーちゃんでした。
- 生産ライン構想は、 生産ライン設計のこと
- 生産ライン設計のInPutは、
⇒レイアウト設計の前準備で、設備・作業者の必要数算出
⇒レイアウト設計で、工程配置、流し方検討⇒ラインレイアウト決定 - 生産ライン設計のOutPutは、生産出来高
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