【初級編】第18回 活動計画とは

03 初級編

どーも、げーちゃんです。本日のテーマは、「活動計画」です。生産技術の企画は、【初級編】第6回 生産ラインの企画で説明しました。本日は、企画書の【いつ:When】活動計画の部分を中心に説明したいと思います。

活動計画の役割

活動計画の役割は、ずばり何時迄に、誰が、何をするかを明確にすることです。特に新しい生産ラインをラインオフする(新規の生産ラインを初めて稼働する)ためには、様々な部門がかかわります。開発~納入まですべてのスケジュールである大日程を元に、各部門の詳細計画へと落とし込みされます。大日程とは、英語でマスタースケジュールと呼ばれ、すべての基本となる計画です(大日程のイメージは下図)。

生産ラインの企画する上では、生産技術部門以外の日程との連携も重要になってくるので、活動計画は必須です。特に、生産計画は月別の生産数が記載されているため、工程設計の最も重要な情報の1つです。この情報が分かることで、どの程度のサイズの生産ラインを構築するかがはっきりと見えてきます。

生産準備でよくある計画種類

次は、もう少し製造業で登場する計画について紹介します。製造業で使われる日程は、大きく5種類あります。

種類内容部署
①大日程②~⑤の横断的なスケジュール生産管理
②開発日程製品開発の日程(各開発アイテム)設計
③生産計画各製品の生産、検査、出荷、納品の開始日
+月別生産数(set/月)
生産管理
④生産準備日程
(生準日程)
生産準備スケジュール(4M)材料:調達
方法:生産技術
設備:生産技術
人:人事/製造
⑤量産立上日程
(立上日程)
生産ラインの量産立上スケジュール製造

一つ目は、大日程(マスタースケジュール)と呼ばれる、各製品の開発~出荷迄の横断的な日程です。②~⑤の主要な日程のみで、全体像がつかめるようになっています。

二つ目は、開発日程です。製品図面を仕上げるための日程といってもいいです。試作フェーズ、開発フェーズ、量産フェーズで、試作図面、開発図面、量産図面へとレベルアップしていきます(生産準備の起点の情報の1つ)

三つ目は、生産計画です。この製品の生産~納品の開始日程+月別の生産量です(生産準備の起点の情報の1つ)

四つ目は、生産準備日程です。開発日程と生産計画を元に生産準備に必要な4Mの計画へ具体化します。

五つ目は、量産立上日程です。生産計画と生産準備日程を元に製造での準備日程を具体化します。(ランプアップ計画:作業者をトレーニングしつつ、少しづつ生産量を増やす日程)

具体的な計画のフォーマットは、別途具体化するとして、ここでは概念だけでも押さえておいてください。

まとめ

  • 活動計画の役割:何時迄に、誰が、何をするかを明確化
  • 製造業で使われる日程は、5種類
  • 大日程:各製品の開発~出荷迄の横断的な日程
  • 開発日程:製品開発の日程(図面の精度向上)
  • 生産計画:製品の生産~納品日程+月別の生産量
  • 生産準備計画:4Mの準備日程(生産ラインを作る)
  • 量産立上計画:製造での準備日程

今回は初級編の第18回で「活動計画」について説明しました。エンジニアリングチェーンでの生産準備の起点である図面&生産計画を具体化して計画が砕かれるので、しっかりと押さえておいてくださいね。今後も引き続き、生産技術関連の知識を発信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

げーちゃんでした。

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