どーも、げーちゃんです。今日のテーマは、「効率」です。前回までのコスト指標の説明では、生産性の目線での説明が多かったと思います。今回は、生産性について説明したいと思います。
効率という概念
まず、生産性の説明をする前に、同じような概念で、効率について説明したいと思います。効率とは、Input⇒Process⇒Outputへ変換させる中での変換率のことを言います(Input、Process、Outputの説明は、「【初級編】第4回 設計と改善の本質」参照)

生産性という概念
これに対して、生産性も基本的に同じ考え方です。少し表現は変わりますが、Inputに資源、Outputに成果物がはいると思ってください。つまり、何らかの付加価値を創出しているというところがポイントです。

今回のコスト指標で様々な指標が登場しましたが、振り返ってみましょう。
指標の振り返り
今回登場した指標を下記に纏めました。このProcessの部分が付加価値を出している場合、生産性と呼んでもいいと思います。単に、出庫とか廃棄とかだと実態は単なる効率という視点かなぁと思います。
| 分類 | Input 資源 | Process 加工 | Output 成果物 |
| 在庫回転率 | 平均の材料の在庫数 | 出庫 | 出庫した総材料数 |
| 廃棄率 (数) | 投入した材料・製品の数 | 廃棄 | 廃棄した材料・製品の数 |
| 廃棄率 (金額) | 投入した材料・製品の金額 | 廃棄 | 廃棄した材料・製品の金額 |
| ラインバランス率 | 全工程の作業者の拘束時間 | 加工 | 全工程の実作業工数 |
| 可動率 (時間) | フル稼働の時間 | 加工 | 稼動できた時間 |
| 可動率 (数) | 稼働した時間できる基準生産量 (に相当する可動時間) | 加工 | 生産量の実績 |
| 稼働率 (時間) | フル稼働の時間 | 加工 | 稼動した時間 |
| 稼働率 (数) | フル稼働で生産できる基準生産量 (に相当する可動時間) | 加工 | 生産量の実績 |
| 能率 (1作業) | 実工数 | 加工 | 標準工数 |
| 能率 (生産ライン) | 全工程の作業者の拘束時間 | 加工 | 総標準工数 |
まとめ
- 効率とは、Ouput ÷ Input
- 生産性とは、成果物 ÷ 資源 (成果物は付加価値があるもの)
今回は初級編の第15回で「生産性とは何か?」について説明しました。当たり前といえば当たり前ですが、効率、生産性の2つの観点で整理すると職場の指標がよりクリアになると思いますので、しっかりと押さえておいてくださいね。今後も引き続き、生産技術関連の知識を発信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
げーちゃんでした。

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