生産技術の役割(導入編 第2回)

02 導入編

どーも、げーちゃんです。

本日のテーマは「生産技術」です。

生産とは(導入編 第1回)にて「価値を生み出すための技術」と紹介しました。本日は、もう少し具体的に、メーカー(製造業)においての生産技術の役割を深堀していきたいと思います。

この記事で学べる事

・エンジニアリングチェーンの意味
・サプライチェーンの意味
・生産技術の役割

エンジニアリングチェーンとサプライチェーンとは

生産技術の役割を理解するために必要な考え方が2つあります。それがエンジニアリングチェーン、サプライチェーンです。

まず、エンジニアリングチェーン(Engineering Chain:略記EC)とは、製品軸の開発/生産の流れ(研究開発、製品企画、製品設計、工程設計、生産準備、生産、保守迄の一連の流れ)のことです。

一方、サプライチェーン(Supply chain:略記SC)とは、物流軸の供給の流れ(生産計画、調達、製造、検査、出荷、販売、アフターケアの一連の流れ)です。

メーカーの業務の流れをエンジニアリングチェーンとサプライチェーンの観点で下図に纏めました(この図自体は、非常に有名な図です)

エンジニアリングチェーンとサプライチェーンの図

生産技術の役割とは

そして主な生産技術の役割は、下記の4つがあります。

1.製品設計(図面DR)
 図面に対して、生産性向上、品質向上のための改善案の要望を上げる

2.工程設計(生産ライン構想作成)
 必要な材料、設備、方法、作業員を明確にする

3.生産準備(4M準備+生産ライン立上げ)
-1.必要な材料、設備、方法、作業員各部門へ依頼、或いは、自部門で準備する     
-2.生産ラインのセットアップし、稼働させる

4.生産(生産トラブル解決)
 生産で発生した技術的なトラブルを解決させる(品質、生産性、納期問題)

他にも役割は多岐に及びますが、最も重要な業務を並べました。これらの詳細に関しては、今後も扱っていきたいと思います。

用語

・図面DR:図面 Design Review(デザインレビュー)の略記で、図面検討のこと
・4M:Material:材料、Machine:設備、Method:方法、Man:人の略記
・工程設計:生産に必要な4Mを明確にすること(特に、設備、工法)
・生産ライン構想:必要な4Mを元に、レイアウトや製品の流し方を決める
・生産準備:生産ラインに必要な4Mを準備すること
・生産ラインの立上げ:生産ライン構想通りに、生産ラインをセットアップすること

まとめ

今回は導入編の第二回で生産技術の役割を中心にお話しました。

今後も生産技術関連の知識を発信していきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

げーちゃんでした。

  • エンジニアリングチェーンとは、製品軸の開発/生産の流れ
  • サプライチェーンとは、物流軸の供給の流れ
  • 生産技術の役割は、大きく4つ
    ①製品設計:図面DR
    ②工程設計:生産ライン構想作成
    ③生産準備:4M準備+生産ライン立上げ
    ④生産  :生産トラブル解決

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